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趣味は不要
皆様は趣味と呼べるものを何かお持ちでしょうか？
没頭できる趣味がある人は素晴らしく、幸せな人生を送ることが出来ると思います。
しかしながら趣味がなく仕事や家庭に追われることが中心の人も少なからずいます。
この記事を読んでくれている方も、おそらく現在没頭出来る趣味がないので、本記事に辿り着いたことでしょう。
様々なサイトがおすすめの趣味と称して、こんなことやあんなことを紹介されていますが、結論から申しますと趣味は不要です。
趣味は不要？
何を言っているのだこいつは。
そう思われた方が大半だと思いますので、もう少し詳しくお話させていただきます。
是非最後までお付き合いください。
趣味を作るには環境を変えることが大事
趣味は不要と申しましたが、厳密に言うと「現段階で趣味は不要」ということです。
趣味というものは自分が心の底から楽しめるものであって、義務感や苦痛を伴ってするものではありません。
すなわち本記事を読まれている時点で、「何か趣味を探さないと」という義務感に少なからず捉われてしまっているのです。
もちろん今どういった趣味が流行っているのか、好奇心で新しい趣味を探していただけという方もいると思います。
ただそういった方々にも是非知ってもらいことは、自分の置かれている環境を変える方が先だということです。
実は趣味というのは、自分が置かれている環境とこれまでの自己形成に大きく影響されます。
例えば家族がいる人と独身の人では、一般的に趣味に使える時間もお金も違うはずです。
また拘束時間が長い仕事をしていると、趣味に投じる時間は短くなりがちです。
このように現在の環境が大きく影響しますので、現状趣味がないということは現在の環境では合う趣味がないという結論になります。
よって新しい趣味を探すよりもまずは現在の環境を変えていくことが大事です。
時間がない人は時間を作ってみる、お金がない人はお金を作ってみる、友人や知人が少ない人は交友関係の幅を広げてみるなど、現在の環境を変えてみることで新たな発見があるはずです。
これまでの自己形成にあった選択を
趣味はあなたの人格や性格、人間関係などこれまで培って来た自己形成に大きく影響します。
例えば自分が人見知りするタイプだったとすると、チームプレーのあるスポーツや他の人達がいる料理教室などは苦痛に感じると思います。
新しい趣味に挑戦すること自体は素晴らしいことですが、自己形成から離れた趣味を無理に選択してしまうと余計なストレスを抱えてしまうことになります。
独りが好きな人は、一人で出来る趣味が向いています。
よく趣味で交友関係が広い人を見かけますが、その人は元々趣味以外でも交友関係が広いはずです。
自らのアイデンティティで広く良好な人間関係を築いていけるスキルがあるので、様々な人と関われることを趣味に出来るのです。
社会人におすすめと言われている趣味
繰り返しになりますが趣味を見つけるにはまず環境を変えて、自身の性格やアイデンティティの傾向に沿うことが大事です。
とは言え、一般的におすすめと言われている趣味について全く言及しないのも表題と合っておりませんので、代表的な趣味を幾つか紹介しておきます。
- 読書：仕事や家事の合間に本を読む時間を作ることは、ストレス解消や知識の増加にもつながります。自分が興味のあるジャンルや作家の本を読んでみましょう。
- スポーツ：健康維持やストレス解消にもなります。フィットネスクラブに通ったり、ジョギングやウォーキング、テニスやゴルフなどのスポーツを楽しんでみましょう。
- 料理：自分で料理を作ることは食生活の改善につながったり、クリエイティブな活動にもなります。自分が好きな食材や料理を研究して、料理の腕を上げてみましょう。
- マンガ・アニメ鑑賞：ストーリーやキャラクターの魅力に引き込まれ、日常から離れて楽しむことができます。最近ではネット配信サービスや動画サイトなどでも視聴できる作品が増えています。
- 旅行：新しい場所や文化に触れ、刺激を得ることができます。長期休暇を利用して海外旅行に出かけたり、近場で1泊2日の旅行を楽しんだりすることで、日々の生活から離れてリフレッシュすることができます。
以上のような趣味が一般的におすすめと言われています。
色々なサイトを見てみても、なかなかピンとくる趣味がないな・・・
そう感じた方はまずは環境を変えてみることから始めてみてください。
環境を変えられないという状況であれば現在趣味は不要ということです。
人生100年時代です。何歳になっても趣味は見つかりますので安心してください。
環境を変えられるタイミングで趣味を探していきましょう。
