ルーティンの意味
皆様、こんにちは。
今回はルーティンが大事な理由について述べさせて頂きます。
まずルーティンの意味ですが、
ルーティン・・・決まった手順、日課
のことを指します。
ルーチンとルーティンは発音の違いだけで意味は同じです。
一昔前まではルーチンの方が定着していたように思えますが、現在ではルーティンと発声する人が多いのではないでしょうか。
またコンピュータープログラムでは特定の処理を実行するための一連の命令群のことをルーチンと言います。
ビジネスの世界でのルーティンワークとは日々決まった手順で繰り返される定型業務のことを指します。
人の1日の決断回数は35,000回
では本題の何故ルーティンが大事なのかという話ですが、人は1日に3,5000回もの決断をする時があるそうです。
例えば身支度の際にどんな服を着ていくのか、夕食の献立をどういったものにするのかといった些細なことから会社のプロジェクトや人事に関わることまで様々な決断を余儀なくされています。
このような決断を重ねることで脳の負担が増えてしまいます。
そうすると一つ一つのパフォーマンスの質に影響を及ぼし低下の原因になりえます。
よって決断回数を減らす⇒脳の負担を減らす⇒パフォーマンスの質を低下させないことが重要です。
先程の例ですと身支度の際の服を事前に決めておく、夕食の献立を前もって決めておくといったことで決断の回数が減ります。
ルーティン(習慣化)は成果を生む
ルーティンにすることで脳の負担を軽減できるほかに集中力を高めるといったことにも期待できます。
例としては元メジャーリーガーのイチロー選手がバッターボックスで構えるまでの所作(ユニフォームの袖をつまむ等)といったことが挙げられます。
これは成功するためのイメージを掴むために行っています。
そうすることにより集中力を高めることが出来ます。
またビジネスやスポーツでは予期せぬアクシデントが起こることが度々あります。
そういった時でも動揺せず心を平穏に保つことで最大限のパフォーマンスを発揮することが出来ます。
このようにルーティン、習慣化することが成果に繋がるということを図を用いて説明します。
これは本ブログで何度も取り上げている吉田行宏さん著の成長マインドセットにおけるアイスバーグです。
個人の成長はアイスバーグに例えられ、成果を出すためには①能力・スキル②ふるまい・習慣・行動③意識・思い・人生哲学が土台に必要だという理論です。
図よりこの②に含まれる習慣ということが成果に繋げる一つの手段であることが分かると思います。
ルーティン(習慣化)は成果を出すための必須項目です。
集中力を高めるルーティンのポイント
集中力を高めるルーティンには幾つかポイントがありますが、重要なことは成功するイメージを掴んでおくことです。
そして成功に向けたフレーズやジェスチャーを決めることです。
さらにそのフレーズやジェスチャーを繰り返すことにより成功イメージと結びつきます。
またビジネスにおいては段取り良くしていく、つまりパターン化することもポイントです。
例えば会議の日を固定とする、朝一はメールチェックから入るなどある程度パターン化しルーティンとして行うことで、余計なことを考えなくてもよくなり集中力が高まります。
まとめ
ルーティンには2つのメリットがあります。
一つ目は決断回数を減らすことによる脳の負担の軽減。
そしてもう一つが成功するイメージを掴め、集中力を高めることが出来るというメリットです。
ルーティンは正しく行うことにより十分な効果を得ることが出来ます。
皆様も独自のルーティンを確立し、ビジネスにもプライベートにも生かしていってください。